ジュニアNISA終了後どうする?NISA移管不可。SBI証券と楽天証券に確認したこと

そんな疑問はありませんか?2023年1月時点での情報です。
結論かないいますと、18歳まで非課税で運用後課税口座に移動になります。
今回楽天証券、SBI証券、日本証券業協会に問い合わせしたので
その内容も踏まえて記載してます。
最後にお子さんの年齢によってジュニアNISAの良しあしがあるので
その見解も記載してます。
1.ジュニアNISAとは
ジュニアNISAとは17歳以下が対象で子どもの名義で
年間80万非課税で投資ができるものです。
2023年の今年で廃止されます。
投資で増えた金額の約20%課税されないのはとてもいいですよね。
このジュニアNISAでネックだったのが
5年ごとに非課税期間を継続利用するために
ロールオーバーという手続きが必要でした。
特定口座に移管されると投資で増えた利益分が課税されてしまいます。
2.ロールオーバー不要
ジュニアNISAでネックだったロールオーバーの手続きが不要になりました。
↑金融庁のページを引用(金融庁の新NISAのページ)
小さい文字で記載してますが、注4に記載してます。
2023年末までにジュニアNISAにおいて投資した商品は、5年間の非課税期間が終了しても、所定の手続きをすることで18歳になるまでは非課税処置が受けられることになっているが、今回、その手続きを省略することとする。
と書いてます。
このロールオーバー不要になり、ジュニアNISAがなくなります。
代わりに特定管理勘定というものがつくられました。
ジュニアNISAで5年後運用した後に継続管理勘定というものに移動されます。
3.継続管理勘定とは
名前が難しい。(笑)ですが一言でいうと
1月1日の時点で18歳になるまで非課税で運用できるものです。
新規買い付けは不可です。
ここで私が気になったのが継続管理勘定に移管する際に書類の提出は
ないのかなという部分です。
1.SBI証券での返答
金融庁では所定の手続き不要と記載しているが今までの流れを考えると
何らかの書類提出が必要そう。今年の秋口に提示するかと思います。
2.楽天証券での返答
現時点では特定管理勘定に移管するにあたり書類提出は不要の見込み。
もし必要であれば後日提示をします。
現状ではまだ詳細がきまってないのかなという印象です。
今年の秋口まで待つのがいいかと思います。
4.ジュニアNISA→NISA移管不可?
この表をかくにんしてほしいのですが
↑金融庁のページから引用(金融庁→ジュニアNISA→ジュニアNISAのポイント)
この金融庁のページを確認してもらうと、
18歳になったら①課税口座へ払い出し②新しいNISAへ移管
と表記されています。
ロールオーバーに乗せた画像の現行制度との関係で
現行制度から新しいNISAへの移行不可と記載されてます。
疑問が増えたので日本証券業協会に問い合わせしました。
5.継続管理勘定で運用後どうなるの?
日本証券業協会とはいわゆるSBI証券や楽天証券の親玉みたいなものです。
ここの電話先に問い合わせしました。
日本証券業協会の返答
金融庁のページを確認してもらい問い合わせた結果。
現行制度と新制度への移行は不可なため、ジュニアNISAで運用5年後継続管理勘定に移管した後は課税口座に移管されます。
NISAへの移管は不可
もしNISAへ移管するのであれば、課税口座の株を売却後可能です。
6.ジュニア出口戦略
ジュニアNISAは18歳になったらNISAへ移管できないことがわかりました。
ここで問題になるのがジュニアNISAをやるかやらないかという点。
それはお子さんの年齢によるかと思います。
我が家は4歳と1歳なので18歳までまだまだ運用できるのでジュニアNISAを活用します。
14年間5%運用したら80万が160万に増える見込みだからです。
お子さんが10歳だとどうでしょうか。
私だったらジュニアNISAを選択しないと思います。
なぜかといいますと、ジュニアNISAは投資の区分だからです。
投資は元本割れの可能性があります。特に期間が短いとリスクが高まります。
また、元本割れを防ぐためにジュニアNISAで購入した株を
数年前からチャートを分析して株を売る必要があります。
私ならお金を使いたい5年前くらいから株を売る準備をします。
そのため、10歳で非課税期間は8年できますが、実質運用は3年ほどになる
と考えるのでジュニアNISAはしないかなぁと。
それなら新NISAもしくは積立NISAで運用してお金の準備をします。
\クロス以外にもお金に働いてもらおう╱
積立NISAのようにほったらかしでお金が増える◎
メルマガと後日来る会員コードをしないと
ギフト1500円分もらえないから注意してね。
ジュニアNISAをもしこれからやるなら親の証券口座開設が必要です。
初めてだと不安だと思うのでサポートしてくれる方を利用しながら
口座開設するのもありかな
無料でできるのでぜひやってみてね。
1.今年でジュニアNISA廃止
2.ロールオーバー廃止。
3.ジュニアNISAで5年運用後継続管理勘定で18歳まで非課税で運用
4.継続管理勘定→NISAへの移管は不可
5.年齢の高いお子さんの場合は元本割れのリスクがある
6.お金があまったらクロス取引や短期運用のトモタク等利用する。